コロナ禍「仕事ストレス増」

転職を検討している人の54％が、新型コロナの感染拡大前後で「仕事のストレスが増えた」と感じているのだそうで、販売・サービスや医療・福祉といったコロナ禍の影響をもっとも強く受けた職種ほど、ストレスを感じる人の割合も増える傾向にあるのだとか。

これは、エン・ジャパンが6月4日に発表した「コロナ禍における仕事のストレス」に関する調査結果なのですが、「変わらない」は37％、「減った」は9％となっているようで、その背景には仕事量や感染リスク、クレーム対応などがあるとみられるようですね。

職種別で見ると最もストレスが増えたのは販売・サービスの61％で、次に医療・福祉やブライダルといった専門サービスが56％、営業が55％となっています。

また、医療の専門家が記事を執筆・監修するサービス「Kampo contents service」では、2021年6月9日（水）より、「ストレスによる無気力」をテーマとした記事執筆の受付を開始していて、どうやらアメリカのオラクル社が2020年に世界中の従業員を対象に「職場のメンタルヘルス」に関して行った調査によれば、2020年はコロナ禍によって最もストレスが多い年となり、世界中の従業員の78%のメンタルヘルスに悪影響を及ぼしていたことが明らかになったのだそうです。

さらにその中で、ストレスのせいで意欲がすり減ってしまう「燃え尽き症候群」に陥っている人は、なんと25％にも上るというのですから、コロナはあらゆる方面で猛威を振るっているようです。